Go to contents

(株)LGが「世界最高の職場」10位に、トップはグーグルの親会社「アルファベット」

(株)LGが「世界最高の職場」10位に、トップはグーグルの親会社「アルファベット」

Posted October. 16, 2017 07:48,   

Updated October. 16, 2017 08:38

한국어
(株)LGが、米経済誌フォーブスが発表した「世界最高の雇用主」ランキングの10位にランクインした。これは、国内企業では最上位だ。フォーブスが500位まで順位を付けた結果、(株)LGをはじめとするLG系列会社4社と三星(サムスン)の系列会社5社など、国内企業18社が500位以内に名を連ねた。首位はグーグルの親会社「アルファベット」だった。

フォーブスは15日(現地時間)、グローバル企業対象の「世界最高の雇用主」ランキングを500位まで発表した。今回の調査は、フォーブスが売上高、利益、資産、時価総額などを基準に選らんだ「2017のグローバル2000」企業を対象に行われた。ドイツの市場調査機関「スタティスタ(Statista)」が2000社を対象に行ったアンケート調査3万6000件を分析して、500位を選んだ。アンケートの内容としては、現在通っている職場の評価、他の会社の中で最高だと思っている会社、家族や友人に勧めたい会社などが含まれた。具体的な調査内容と評価方法および範囲は知られていない。

(株)LGは10位につき、国内企業の中では唯一10位に名前を連ねた。10位内に入った企業のうち、持株会社としては(株)LGを含め、アルファベット、日本取引所グループ(JPX)、ダイムラー、ノーブルエネルギーが含まれた。電子業界の関係者は、「(株)LGは収益を創出する別途の事業を行う企業ではなく、系列会社の配当金、ブランド・ロイヤルティなどで収益を上げている」とし、「LG系列会社の財務健全性が良好なので、(株)LGも良い評価を受けたはずだ」と分析した。特に(株)LGは、従業員数が117人に過ぎず、従業員1人あたりの収益性が高いことも影響を及ぼしたという評価も出ている。(株)LGの役員や従業員は、今回のフォーブスの調査には参加しなかったという。

今回の調査で、国別では米国が圧倒的な優位を示した。10位内企業のうち6社が米企業だった。首位となったアルファベットをはじめ、2位のマイクロソフト(MS)、アップル(4位)、石油・ガス企業「ノーブルエネルギー」(5位)とウィリアムズ(7位)、IBM(8位)が米企業である。米国は500位企業のうち161社の名を連ねて、国別で首位となった。米企業のほか、10位に名前を乗せた企業は、韓国、日本、ドイツ、スウェーデンの企業が1社ずつだった。

国内企業は、500位内に18社が入って国家の中では7位となった。LG系列会社の中では、LGディスプレーが33位、LG生活健康が188位、LG電子が400位を記録し、4つの系列会社が名を乗せた。三星系列会社はLGに比べて比較的低い成績となった。三星グループでは、三星電子が65位で、子会社の中では最も高い順位についた。三星SDS(85位)、三星生命(156位)、三星物産(256位)、三星火災(422位)が三星系列会社の中で500位以内に入った。中国は44社で、国別ランキングでは2位となった。日本企業は41社、フランスは29社、ドイツは26社、英国は23社だった。



金哉希 jetti@donga.com