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北朝鮮が開城工団を再稼働、撤退した韓国企業「完全閉鎖」への不安高まる

北朝鮮が開城工団を再稼働、撤退した韓国企業「完全閉鎖」への不安高まる

Posted October. 09, 2017 11:27,   

Updated October. 09, 2017 11:58

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北朝鮮が開城(ケソン)工業団地を勝手に再稼働したというニュースに、開城工業団地から撤退した韓国企業は無力感を訴えている。一部からは、北朝鮮が開城工業団地に永遠にかんぬきをかけるというシグナルを送ったのではないかと懸念する声も上がっている。

8日、開城工業団地から撤退した企業各社は、現地の状況が把握できず戦々恐々する雰囲気だった。北朝鮮は2日前の6日、対外宣伝メディア「わが民族同士」で突然再稼働の話を発表した。工場施設の所有者である韓国企業とは事前協議どころか通知すらしなかった。

開城工業団地で衣類工場を稼動していたエスアンドジのチョン・ギソプ代表は、東亜(トンア)日報の通話取材に対し、「設備を再稼動したという事実より、北朝鮮がこれを通じて伝えようとするメッセージの方が不安に思える。勝手に施設に手を付けたことは、事実上、工団再開の可能性を完全にあきらめたと解釈すべきところが多い」と話した。

北朝鮮が工団を完全に閉鎖すれば、撤退した韓国企業は現地に残した機械、設備、生産設備を丸ごと失うことになる。

他の開城企業は立場がまとまっていないとしてコメントを控える雰囲気だった。ただし、これといった対処方法がなく、気をもんでいる雰囲気が歴然だった。開城工業団地非常対策委員会のキム・ソジン常務は、「まだ政府から何の説明を聞いていない。企業の心配が多く、とりあえず事実関係の確認が必要だという電話が殺到している」と伝えた。

同委員会は11日午前、ソウル汝矣島(ヨイド)で非公開の対策会議を開き、立場を整理した上で、政府に関連対策作りを求める予定だ。