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洗濯時間を半分に減らした洗濯機、三星が来月IFAで公開へ

洗濯時間を半分に減らした洗濯機、三星が来月IFAで公開へ

Posted August. 30, 2017 09:37,   

Updated August. 30, 2017 09:44

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電子業界で初めてドラム洗濯と全自動洗濯を同時に具現する洗濯機が出た。三星(サムスン)電子は、二つの長所を結合した新しい概念の洗濯機の新製品「クイックドライブ」を来月1日(現地時間)、ドイツ・ベルリンの家電見本市(IFA)2017で公開すると、29日明らかにした。

クイックドライブは、ドラムの中側の背面に独自に動く回転板を結合させて、業界初のドラム式洗濯機と全自動洗濯機の洗濯方法を同時に具現したのが特徴だ。ドラムの水槽が水車のように回りながら上下に落ちる落差で洗濯するドラム洗濯と、回転板が回って発生させる水流の力で洗濯する全自動洗濯を同時に行う。既存の上下、または前後の両方向にのみ動いていた方式を、上・下・前・後の四方向に動かして洗濯効率を高めたのだ。

このおかげで、洗濯時間を半分に減らした。2時間11分がかかっていた「コットン」コースは、クイックドライブでは1時間6分に減る。最速コースである「スーパースピード」で回すと、39分で洗濯を終えることができる。洗濯時間が減った分だけ、消費電力も最大で20%まで削減される。三星電子の関係者は、「ドイツと英国の消費者1000人を対象に調査した結果、洗濯時間をさらに短くしてほしいという声が多いことを反映した製品だ」と話した。

洗濯時間は半分に減らしたが、洗濯性能や布の損傷度は既存の水準を維持した。また、人工知能(AI)基盤の洗濯ヘルパー機能「キュレーター」を適用した。希望する洗濯終了時間を設定すると、それに合わせた最適の洗濯コースを提案して、自動的に洗濯を開始する。洗濯初心者は洗濯物の種類や汚染度を入力すると、自動的に適合型コースを提案する。洗剤の残量を把握して、アマゾンに自動的に注文する「洗剤自動補充サービス」なども支援される。

既存の三星電子の洗濯機の主要機能も搭載した。洗濯の途中にも洗濯機のドアの上部「アドウィンドウ」を通して洗濯物を追加でき、洗剤や柔軟剤を適切に自動投入する「オートオプティマルウォッシュ」機能も使うことができる。三星電子は、クイックドライブをIFAで初めて公開し、8、9、10キロ容量モデルを欧州市場に最初に披露する。



金志炫 jhk85@donga.com