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GSホームショッピング、東南アジアベンチャー育成のメランティファンドに342億ウォンを投資

GSホームショッピング、東南アジアベンチャー育成のメランティファンドに342億ウォンを投資

Posted August. 18, 2017 10:31,   

Updated August. 18, 2017 10:35

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16日午後、シンガポール情報技術(IT)分野のハブ団地であるフュージョノポリス。シンガポール・スタートアップの本場ともいえるこの団地の「ブロック71」の建物で、特別な行事が行われた。中国のゴビパートナーズ、マレーシアのMAVCAP、インドネシアのCKMなど、アジア地域のベンチャー投資会社各社が集まったのだ。韓国企業ではGSホームショッピングが唯一参加した。ベンチャー投資会社ではなく、一般企業としても唯一だった。

GSホームショッピングなどは同日、東南アジア地域のスタートアップを専門的に育成する「メランティファンド」を立ち上げた。GSホームショッピングは、計2億ドル(2280億ウォン)規模のメランティファンドに3000万ドル(342億ウォン)を投資した。GSホームショッピングがメランティファンドに参加したのは、東南アジアのスタートアップ市場が最近恐ろしいスピードで成長しているからだ。しかし、米国や中国と違って、東南アジアでは1億ドル(1140億ウォン)以上のファンドはほとんど活動していない。成長期に入ったスタートアップが追加投資を誘致するために困難を覚えざるを得ない。

GSホームショッピングは、今回のファンド参加で東南アジアにおける新事業のチャンスをより拡大できるだろうと期待している。GSホームショッピングの朴永勳(パク・ヨンフン)未来事業本部長(専務)は、「今回の投資は、有望なスタートアップとともに、海外で未来成長エンジンを確保するための戦略的判断だ」と説明した。メランティファンドの最初の投資対象は、インドネシア最大手の女性専門ファストファッション(流行に合わせて衣服をできるだけ早く製作して流通)スタートアップ「セールストック」に決まった。GSホームショッピングの許兌秀(ホ・テス)副会長は、「国内はもとより、グローバルスタートアップ市場の活性化の呼び水の役割を果たしたい」と強調した。



金昌德 drake007@donga.com