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三星電子の年間投資が初めて30兆ウォン超に

三星電子の年間投資が初めて30兆ウォン超に

Posted July. 28, 2017 11:30,   

Updated July. 28, 2017 13:07

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三星(サムスン)電子の年間設備投資額が今年初めて30兆ウォンを超えるものと予想される。同社はもとより、国内企業の年間投資額の中では史上最大といえる。

27日、三星電子の関係者は、「今年上半期(1~6月)だけで、昨年の年間全体投資額とほぼ同じ22兆5000億ウォンが投資された」と言い、「下半期(7~12月)の投資額まで合わせると30兆ウォンを遥かに超えるだろう」と説明した。三星電子は毎年、半導体事業を中心に投資を増やしてきた。

2010年は21兆6200億ウォンで、初めて20兆ウォンを突破した三星電子の年間設備投資額は、2015年は25兆5200億ウォンに増えた。2015年の投資額がこれまで史上最大投資記録だったが、今年はこれを初めて超えたのだ。

投資が大幅に増えたことを受け、三星電子の今年末の純現金規模は減ることになる。上半期に続き、下半期も施設投資が続く予定であるうえ、自社株買い付けと四半期配当など、上半期の現金支出が下半期に実施される予定である。昨年末は77兆1400億ウォンだった期末の現金が、今年第2四半期(4~6月)末現在は70兆5500億ウォンへと減少した。

一方三星電子は、第2四半期は61兆ウォンの史上最大の売上、営業利益は14兆700億ウォンを記録したと、同日公示した。これらの業績は、売上と営業利益共に半導体首位のインテルだけでなく、フォルクスワーゲンやトヨタなど、世界有数のメーカーをすべて追い抜いたものと予想される。



金志炫 jhk85@donga.com