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G20でイヴァンカ氏がトランプ大統領の席に座り物議

G20でイヴァンカ氏がトランプ大統領の席に座り物議

Posted July. 10, 2017 09:52,   

Updated July. 10, 2017 10:10

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米国のトランプ大統領の長女イヴァンカ氏が、主要20ヵ国・地域(G20)首脳会議で外国の首脳らと並んで座り、物議を醸した。

問題は8日、2国間会談のためにしばらく席を外したトランプ大統領の席にイヴァンカ氏が座っている写真をロシア政府関係者が撮影してツイッターに載せたことで起こった。イヴァンカ氏の両サイドには、中国の習近平国家主席と英国のメイ首相が座り、同じテーブルにはドイツのメルケル首相も同席していた。

写真が公開されると、ホワイトハウス上級顧問にすぎないイヴァンカ氏が「大統領の娘」という理由で首脳外交の舞台に出てくるのは不適切だという批判が起きた。オバマ政府でホワイトハウス広報部長と上級顧問を務めたダン・ファイファーCNN政治評論家は、「米国では政府の権威は血統ではなく国民によって与えられた」と皮肉った。イヴァンカ氏は今年2月にも、ホワイトハウスの大統領執務室の大統領の席に座り、カナダのトルドー首相と一緒に写っている写真をインスタグラムに載せて非難を受けた。

 

論議が広がると、ホワイトハウスは「他国の首脳も席を外した時に誰かがしばらく代理で座っていた」と説明した。メルケル首相も、「首脳は席を外す時、出席する代理を決めることができるので、米国代表団所属でホワイトハウス顧問のイヴァンカ氏は問題ない」と擁護した。



周成河 zsh75@donga.com