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ICBMを握る金正恩氏、中国とは距離

Posted July. 06, 2017 09:23,   

Updated July. 06, 2017 09:32

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ICBMを握る金正恩氏、中国とは距離
北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)級のミサイル実験発射まで成功し、金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長のミサイル開発の暴走に手綱が解けた状況だ。金委員長は「中国とは塀を作っている」と言って最大の友好国である中国とも距離を置いており、金委員長を統制することは難しくなっている。韓米同盟は強力な対応を明らかにしたが、明確な対策を見出せず苦慮している。

北朝鮮の朝鮮中央通信は5日、「火星(ファソン)14」の発射を通じてミサイル弾頭部の大気圏再突入や分離技術などICBMの核心技術の実験に成功したことを明らかにした。北朝鮮は、大気圏突入時の弾頭内部の温度など具体的な内容まで公開した。米政府は、緊急外交安保閣僚会議を開き、火星14がICBMであることを公式に確認した。

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は4日夜、「声明だけで対応する状況ではない」として韓米合同武力示威を指示し、トランプ大統領も同意した。韓米両国軍は5日、東海(トンヘ・日本海)上から玄武2A弾道ミサイルと戦術地対地ミサイル(ATACMS)を発射し、北朝鮮の核・ミサイル基地と指揮部を同時に攻撃する訓練を行った。北朝鮮の挑発が「レッドライン」を越えれば行動で報復するというメッセージを送ったのだ。

 

米国も超強硬の対応を予告した。ティラーソン国務長官は4日(現地時間)、声明を出し、「北朝鮮のICBM実験発射は米国と同盟、そして世界に対する新たな脅威だ」とし、「米国はさらに強力な措置で北朝鮮の責任を問う」と明らかにした。韓半島をめぐる軍事的緊張感が高まっている。

しかし、北朝鮮との全面的な武力衝突まで甘受して「力と力の対決」を選ぶことは容易ではない。

 

外交的な解決策を講じることもますます難しくなっている。外交筋によると、金委員長は最近、北朝鮮を訪れた米国人と会って、「中国は信じられない。私たちは中国と塀を作っている」と話したという。石油の供給など北朝鮮の生命線を握っている中国への依存を減らし、ロシアなど新しい協力ルートを模索する考えのようだ。

当初大統領府は、国際社会とともに北朝鮮に対する制裁圧力を続け、北朝鮮に対する中国の影響力を活用して北朝鮮を非核化交渉のテーブルに引き出す計画だった。しかし、北朝鮮が中国と距離を置けば、このような構想は力を失うことになる。

 

文大統領は、7、8日にドイツで開かれる主要20ヵ国・地域(G20)首脳会議を通じて国際社会の対北制裁の協力および北朝鮮との対話を誘導するための解決策を講じる計画だ。ドイツで開かれる韓中首脳会談と米中首脳会談では、北朝鮮の核・ミサイル問題の新たな解決策が集中的に議論される見通しだ。

 



韓相準 alwaysj@donga.com · 黃仁贊 hic@donga.com