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文大統領、「トランプ大統領の強力な力を基盤にした外交に共感」

文大統領、「トランプ大統領の強力な力を基盤にした外交に共感」

Posted July. 01, 2017 08:36,   

Updated July. 01, 2017 08:36

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文在寅(ムン・ジェイン)大統領は6月29日(現地時間)、トランプ大統領との歓迎夕食会で「トランプ大統領の強力な力を基盤にした外交に全面的に共感する」と述べた。

文大統領は、「過去、北朝鮮問題が重要だと言いながら実際に行動しなかった」とし、「トランプ大統領はどの大統領も成しえなかった北朝鮮の核問題解決で偉大な大統領になる」と強調した。

「強力な力を基盤にした外交」について大統領府関係者は、「文大統領は堅固で強い安全保障を基礎にしてこそ対話と平和が可能だと述べた」とし、「トランプ大統領も北朝鮮に対してそのような基調を持っている。その点で両首脳の意見が一致するという意味だ」と説明した。「制裁と対話の並行」を基本とする文大統領の対北政策基調が、「最大の圧力と関与」というトランプ大統領の基調と似ている点を強調したということだ。対北政策の接点を強調し、韓米間の対北制裁に対する憂慮を払拭する意図と見える。

2003年5月に初の韓米首脳会談を行った盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は、ブッシュ大統領に「53年前、米国が韓国を助けなかったら、私は今頃(北朝鮮の)政治犯収容所にいるかも知れない」と述べた。

一部では、米国の独自の対北制裁政策に対して文大統領が支持の意思を明らかにしたと分析されている。北朝鮮に拘束されて解放された米国人大学生オットー・ワームビア氏が死亡し、米国は北朝鮮と取引する中国の丹東銀行などに対する制裁に踏み切るなど、本格的な北朝鮮制裁強化に乗り出している。文大統領は5月30日、北朝鮮のミサイル挑発直後、安倍晋三首相との電話会談で、「今は対北制裁と圧力を高める時だ」と明らかにした。



워싱턴=문병기 ワシントン=ムン・ビョンギ記者 weappon@donga.com