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金正恩委員長、韓米の「斬首作戦」を憂慮して公開活動を縮小か

金正恩委員長、韓米の「斬首作戦」を憂慮して公開活動を縮小か

Posted June. 16, 2017 08:35,   

Updated June. 16, 2017 08:37

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北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長が、韓米連合の「北朝鮮首脳部斬首作戦」を憂慮して警護を強化し、公開活動を縮小したという。

15日、国会情報委員会の非公開懇談会の直後、李チョル雨(イ・チョルウ)情報委員長(自由韓国党)は、「金委員長の公開活動が昨年同期と比べて32%減少したという報告を(国家情報院から)受けた。斬首作戦を非常に憂慮しているということだ」と明らかにした。そして、「情報機関を動員して斬首作戦の情報収集に血眼になっており、地方を訪問する際、金委員長は自分の専用車に乗らず幹部の車を利用しているという」と付け加えた。

国家情報院はまた、北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)開発のために中間段階のミサイル開発に力を入れていると報告した。自由韓国党幹事の李完泳(イ・ワンヨン)議員は、「北朝鮮はKN15(北極星2)とKN17(火星12)、改良型スカッド、改良型KN01など新型ミサイルを次々に発射し、ICBM発射が残されている」と述べた。

最近、江原道麟蹄郡(カンウォンド・インジェグン)で発見された北朝鮮無人機について、慶尚北道星州郡(キョンサンプクト・ソンジュグン)の高高度防衛ミサイル(THAAD)基地や江原道軍部隊などの写真が551枚撮られていたと、国家情報院が報告した。李委員長は、北朝鮮が民間の交流提案を断ったことについて、「北朝鮮は(韓国政府を)手なずけようとしているのか、あるいは気力争いをしている。長期間になりそうだ」と見通した。



姜炅石 coolup@donga.com