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憲法裁判所長指名の金二洙氏、弾劾審判前の10日間に特定業務経費を使用

憲法裁判所長指名の金二洙氏、弾劾審判前の10日間に特定業務経費を使用

Posted June. 12, 2017 08:49,   

Updated June. 12, 2017 08:50

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憲法裁判所長に指名された金二洙(キム・イス)氏が、朴槿恵(パク・クンへ)前大統領の弾劾審判の決定が秒読み段階に入った時にも、特定業務経費などで連日数十万ウォンの食事をしたことが分かった。

11日、東亜(トンア)日報が入手した資料によると、金氏は憲法裁判官に在職した2012年9月から今年4月までの4年8ヵ月間で、特定業務経費として約2億9000万ウォン、業務推進費として7100万ウォンなど計約3億6100万ウォンの経費を支出した。

このうち法人カードで支出した2億1600万ウォン(計755件)の使途を見ると、大半がレストランでの食事費に使われていた。

特に朴前大統領の弾劾審判に対する最終弁論が終わった2月28日から弾劾審判の決定があった3月10日まで、国民の視線が憲法裁判所に集中していた10日間にも食事費として計281万2000ウォンを支出していたことが分かった。3月6日、憲法裁判所近くのソウル鍾路区(チョンノク)の高級中華料理店で65万ウォンを支出するなど1度の食事に平均約28万ウォンを使った。

特定業務経費は、憲法裁判所の審判に関連した公的業務に使われる経費を国家が補助するもので、会食費、接待費などのための業務推進費は別途支給される。

金氏が特定業務経費を高級レストランで使用したことが明らかになり、波紋が広がるものと見える。国会は12日、金氏の人事聴聞報告書の採択を議論する。



洪壽英 gaea@donga.com