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文在寅大統領、「北朝鮮が挑発で得るのは孤立と経済の難関だけ」

文在寅大統領、「北朝鮮が挑発で得るのは孤立と経済の難関だけ」

Posted June. 09, 2017 08:58,   

Updated June. 09, 2017 08:58

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大統領府が環境影響評価の見直しを指示したことで、高高度防衛ミサイル(THAAD)の年内配備が不透明になった中、北朝鮮が8日、江原道元山(カンウォンド・ウォンサン)付近で地対艦巡航ミサイルと推定される発射体4発を東海(トンヘ、日本海)上に発射した。先月29日にも同じ場所からミサイルを発射している。文在寅(ムン・ジェイン)政府がスタートして4回目のミサイル挑発だ。

軍当局によると、移動式発射台(TEL)から発射されたミサイルは、最大2キロの高度で約200キロ飛翔した後、公海上に落下した。軍消息筋は、「飛行軌道などを見ると、KN01地対艦および艦対艦巡航ミサイル(最大射程距離120キロ)の改良型と推定される」との考えを示した。

文大統領は6回に渡って報告を受け、同日午後、大統領府で国家安全保障会議(NSC)全体会議を開いた。文大統領がNSC全体会議を行ったのは就任後初めて。文大統領はこの席で、「北朝鮮が挑発で得られるのは、国際的孤立と経済的難関だけであり、発展の機会を失うだろう」とし、「政府は国家安保と国民安全に対して一歩も退かず妥協しないことを明確にする」と述べた。そして、「近く最大の友好国である米国を訪れ、トランプ大統領と確固たる韓米同盟を再確認する予定だ」とし、「北朝鮮の挑発を抑止し、核問題を解決する創意的、抜本的方法を講じることが重要だ」と強調したと、大統領府は伝えた。



윤상호군사전문기자 손효주기자 ユン・サンホ軍事専門記者 hjson@donga.comysh1005@donga.com