Go to contents

国民安全処を解体、報勲処は長官級に格上げ

国民安全処を解体、報勲処は長官級に格上げ

Posted June. 06, 2017 08:46,   

Updated June. 06, 2017 08:48

한국어

文在寅(ムン・ジェイン)政府が中小ベンチャー企業部を新設し、国家報勲処を長官級に格上げする内容の政府組織改編を推進することを決めた。来年の改憲とこれに伴う大々的な政府組織の改編を控え、現時点で国政を安定的に運営する考えと見られる。

政府と与党は5日、党・政府・大統領府会議を開いて同案を確定した。改編案によると、中小企業庁に、産業通商資源部や未来創造科学部、金融委員会などに分散している関連業務を移管し、中小ベンチャー企業部に格上げするほか、産業部には次官級を首長にした通商交渉本部が設置される。

消防庁と海洋警察庁が独立して行政自治部の傘下に再び入り、名称も行政安全部に変わる。これにより2014年のセウォル号惨事後、同年11月に新設された国民安全処は発足31ヵ月で解散することになった。

与党「共に民主党」はこのような内容の政府組織法改正案を今週中に発議し、国会で通過させる計画だ。しかし、野党が政府組織改編の最小化には共感しながらも事前協議がなかったことで反発し、国会処理は難航が予想される。



黃炯? constant25@donga.com