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宋旻淳元外交長官、盧元大統領宛に書いた手紙を公開

宋旻淳元外交長官、盧元大統領宛に書いた手紙を公開

Posted April. 25, 2017 08:35,   

Updated April. 25, 2017 08:36

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宋旻淳(ソン・ミンスン)元外交通商部長官(北朝鮮大学院大学総長)が24日、2007年11月に国連北朝鮮人権決議案の棄権決定の過程で盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領に送った親書を公開した。

宋氏が2007年11月16日、盧元大統領の主宰で開かれた官邸会議が終わった午後10時頃に送った親書には、「今回の人権決議案問題は人権政策を越えて・・・韓国の外交安保政策の根幹と推進動力に影響を与える問題だ」「参加型政府の欠点を探すのに血眼になっている一部報道機関と政治家たちに良い攻撃の口実を与えることも私としては胸が苦しいことだ」「昨年の場合も、北朝鮮は韓国の決議案採択の賛成を意に介さない態度を見せた」などの内容が含まれている。最大野党「共に民主党」の大統領選候補、文在寅(ムン・ジェイン)氏側が23日に、当時の会議の出席者のメモを公開して「16日に棄権方針が決定された」と主張したことに反論する資料だ。

宋氏はまた、文氏側が公開したメモのうち北朝鮮に送った電話通知文の内容について、「棄権を通知しただけだとすれば、『人権決議案の文案を緩和した』、『どんな決定をしても南北関係に支障はないだろう』とは言えない」とし、「賛成した時の反応を見ようとするもの」と主張した。大統領秘書室長だった文氏が安保政策を調整する権限がなかったという文氏側の主張には、「2007年の南北首脳会談準備委員長だった文室長が実質的に(安保政策調整会議を)掌握した」と主張した。

文氏側は同日、出版物による名誉毀損、公職選挙法違反などの疑いで宋氏をソウル中央地検に告発した。宋氏は、「大学が政治的に意味づけられる」とし、北朝鮮大学院大学に総長職の辞意を表明した。



禹慶姙 woohaha@donga.com · 申나리 journari@donga.com