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文在寅氏、「男女同数内閣、任期内の実現に努力」

文在寅氏、「男女同数内閣、任期内の実現に努力」

Posted April. 22, 2017 09:10,   

Updated April. 22, 2017 09:11

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最大野党「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)大統領候補は21日、任期内に内閣の男女の割合を同数にするという男女平等公約を発表した。

文氏は同日、ソウル龍山区(ヨンサンク)韓国女性団体協議会で開かれた女性団体との懇談会で「韓国より民主主義と経済力のレベルで劣るチリ、ペルーなどの国でも男女同数内閣を実践し、さらにいくつかの国は国防長官が女性だ」とし、「(政府発足時)少なくとも30%水準で出発し、段階的に任期内に同数内閣の実現に向けて努力する」と強調した。女性の社会進出を増やすために女性の代表性強化に努めるという公約だ。

文氏は、李明博(イ・ミョンバク)、朴槿恵(パク・クンへ)政府で女性長官が少なかったという点を遠回しに批判した。そして、「盧武鉉(ノ・ムヒョン)政府では女性がよく務める環境部や保健福祉部を越え、法務部まで広げて女性長官を抜擢した」とし、「徐々に発展していたら今より多くの女性が内閣にいるはずだが、過去に戻ってしまった。再び始めなければならない状況だ」と主張した。

文氏は、内閣だけでなく社会のあらゆる分野で女性の代表性を強化する考えを明らかにした。文氏は、「女性議員の割合は30%以上が適切だと考える。これを法制化することも検討する」と明らかにした。

また、「女性が安全な国」に向けたジェンダー暴力防止基本法を制定し、暴力防止計画を担う機関を設置する計画だ。男女平等政策のコントロールタワーを強化するために、大統領直属の女性平等委員会を設置する考えも明らかにした。

文氏は、「女性というだけで低賃金のガラスの天井、経歴の断絶、女性嫌悪などのあらゆる不平等と向き合わなければならない」とし、「(韓国は)女性が暮らすのに最悪な国だが、差別を取り除いて平等を加える」と主張した。



柳根亨 noel@donga.com