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1、2位が誤差範囲で大接戦、文在寅40%-安哲秀37% ギャラップ調査

1、2位が誤差範囲で大接戦、文在寅40%-安哲秀37% ギャラップ調査

Posted April. 15, 2017 08:34,   

Updated April. 15, 2017 08:37

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第19代大統領選の候補登録前日の14日に発表された韓国ギャラップの世論調査で、最大野党「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)、第2野党「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)候補が先週に続き誤差範囲内で1位を争っていることが明らかになった。

韓国ギャラップが11~13日に実施した5者構図の世論調査の結果によると、文氏は40%、安氏は37%の支持率で、先週同様3ポイント差を維持した。ただ、両者いずれも先週の調査よりも2ポイント上昇し、両者を中心に支持層が少しずつ結集していることが明らかになった。

旧与党セヌリ党の後身「自由韓国党」の洪準杓(ホン・ジュンピョ)候補は7%、保守系新党「正しい政党」の劉承ミン(ユ・スンミン)候補と左派系野党「正義党」の沈相ジョン(シム・サンジョン)候補はそれぞれ3%を記録した。先週と比べて洪氏と沈氏は支持率の変化がなく、劉氏は1ポイント下落した。

政党支持率は、共に民主党(41%)、国民の党(24%)、自由韓国党(9%)、正しい政党・正義党(4%)の順だった。文氏は、所属する政党の支持率とほぼ一致したが、安氏は所属政党の支持率を13ポイント上回った。韓国ギャラップは、「安氏の支持勢力の多くが『国民の党』支持層の外郭を基盤にしているので、他候補に比べて変動の余地が大きいと見ることができる」と分析した。

文氏と安氏は年齢層別で支持率が大きく交錯した。文氏は30代(65%)と40代(56%)で高い支持率を見せたが、安氏は30代で22%、40代で29%の支持率を記録した。安氏は50代(51%)と60代以上(53%)で文氏(50代29%、60代以上11%)より強かった。

地域別では、全羅道(チョルラド)で文氏(47%)と安氏(36%)いずれも先週より支持率がそれぞれ5ポイント、2ポイント下落した。大邱(テグ)・慶尚北道(キョンサンプクト)では両者いずれも先週より10ポイントずつ上昇した中、安氏(48%)が文氏(25%)を大きくリードした(詳しい調査方法と内容は、中央選挙世論調査審議委員会のホームページを参照)。

一方、中央選挙管理委員会は15、16日の午前9時から午後6時まで候補登録の申請を受け付ける。番号は各党の議席数の順で決まる。各党候補は15日に登録を終える予定だ。

各候補陣営は17日午前0時から選挙前日の来月8日までの22日間、「火花散る選挙戦」を繰り広げる。新聞・放送広告はもとより街頭遊説やインターネットを活用した選挙運動が可能だ。大統領選挙の6日前の来月3日からは世論調査結果の公表は禁止される。



韓相準 alwaysj@donga.com · 吉鎭均 leon@donga.com