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「北朝鮮の脅威で席を外せない」 在韓米軍司令官が米議会を欠席

「北朝鮮の脅威で席を外せない」 在韓米軍司令官が米議会を欠席

Posted April. 11, 2017 08:32,   

Updated April. 11, 2017 08:32

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ブルックス在韓米軍司令官(陸軍大将)が今月の米議会の聴聞会に出席せず、書面報告をすることを検討している。北朝鮮の挑発脅威など最近の安全保障状況が緊迫していると見て、指揮の空白を防ぐための措置と見られる。

 

10日、軍筋によると、ブルックス司令官は24~26日頃に米議会軍事委員会の聴聞会の出席が決まっている。この聴聞会は、上・下院議員に北朝鮮の軍事動向や韓米連合軍の対応態勢を報告し、関連質問に答える席だ。北朝鮮の最近の挑発兆候と軍事力の増強実態などが詳細に言及され、注目を集める重要な定例行事だ。歴代の司令官はほとんど漏れなく出席してきた。

 

しかし、ブルックス司令官は聴聞会に行かず、書面報告を検討している。北朝鮮の挑発の可能性が高く、一時も席を外すことができないという判断のためだ。11日(最高人民会議)、15日(太陽節・金日成生誕日)、25日(朝鮮人民軍創建記念日)を前後して核実験と大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射など北朝鮮の高強度挑発に徹底して備えるために議会に了解を求めていると、在韓米軍側は伝えた。



尹相虎 ysh1005@donga.com