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文在寅氏、「全羅道で圧勝し早く選出されたい」

文在寅氏、「全羅道で圧勝し早く選出されたい」

Posted March. 24, 2017 08:43,   

Updated March. 24, 2017 08:44

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「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)前代表が、「全羅道(チョルラド)から圧勝を収めて早期に党候補に決定されたい」という考えを示した。

文氏は23日、全羅北道全州市(チョンラプクト・チョンジュシ)の全北道庁で開かれた地域記者懇談会で、「27日に全羅道で行われる最初の巡回予備選の結果をどう展望するか」という質問に、「予備選から圧倒的支持を受け、その力で本戦でも国民の圧倒的支持で当選したい」とし、このように明らかにした。

 

また、「連合政府など政治工学的議論が活発だが、改革の動力は政界の政治工学的アプローチではなく国民の力だ」とし、「国民の圧倒的支持があるなら、積弊の除去、大改革、新しい大韓民国の建設を必ずやり遂げられると考える」と強調した。

文氏が「圧勝」を言及したのは自信の表れだが、安熙正(アン・ヒジョン)忠清南道(チュンチョンナムド)知事と李在明(イ・ジェミョン)京畿道城南市(キョンギド・ソンナム)市長の追撃を警戒する意味もあるとみえる。全羅道予備選で過半数を確保してこそ逆転の憂慮を払拭できるという計算だ。

安知事と李市長も、全羅道民心を引きつけるために行動に出た。安知事は同日午前、予告なくセウォル号の引き揚げが本格化した全羅南道珍道(チョンラナムド・チンド)の彭木(ペンモク)港を訪れた。安知事はセウォル号沈没事故の犠牲者と行方不明者の家族に会って慰め、午後には光州(クァンジュ)の日程を消化した。安知事はツイッターに、「国民の生命と安全を最優先に守る国、危機にしっかりと対処する有能な政府をつくる」と明らかにした。

李市長は、光州市議会記者会見で、5・18民主化運動の精神の継承、国際人権機関の光州・全羅南道への誘致、錦湖(クムホ)タイヤの海外売却反対など光州・全羅南道地域の発展に向けた政策を発表した。李市長は19日から全羅道地域で出・退勤し、投票者の心をつかむことに力を入れている。全羅道で文氏に僅差で2位を占めるなら、逆転の踏み台になるというのが李市長側の考えだ。李市長陣営の総括本部長の鄭成湖(チョン・ソンホ)議員は、「すでに李在明の風が全羅道で吹いている」とし、「積極的な支持層の投票参加が鍵である予備選の特性上、李市長が全羅道で意味ある結果を得ることができるだろう」と話した。



朴晟鎭 psjin@donga.com