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金相坤氏が文在寅陣営に、8・27党大会出馬の4人中3人が合流

金相坤氏が文在寅陣営に、8・27党大会出馬の4人中3人が合流

Posted February. 21, 2017 08:55,   

Updated February. 21, 2017 08:56

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昨年8月の野党「共に民主党」の全党大会の党代表予備選に出馬した金相坤(キム・サンゴン)元京畿道(キョンギド)教育長が、文在寅(ムン・ジェイン)前代表陣営に合流した。このため、8月の全党大会に出馬した4人の候補のうち李鍾杰(イ・ジョンゴル)議員を除く3人が皆親文(親文在寅)陣営に入ることになった。

 

文氏側は20日、金元教育長を予備選陣営共同選対委員長に迎え入れると明らかにした。文氏側は、「金元教育長は文氏の三顧の礼の末、合流を決めた」と説明した。現在までに任命された文氏陣営の共同選対委員長は、田允喆(チョン・ユンチョル)元監査院長、金振杓(キム・ジンピョ)議員、李美卿(イ・ミギョン)前議員、金元教育長の4人。

 

秋美愛(チュ・ミエ)代表は昨年8月の全党大会で、親文陣営の全面的な支援を受けて当選した。落選した宋永吉(ソン・ヨンギル)議員が文氏陣営の総括本部長として合流したのに続き、金元教育長まで文氏と手を握ったのだ。これを受けてある非主流議員は、「党内の力学関係が昨年の全党大会から形成されたのではないか」とし、「『反文在寅』の先鋒に立つ李鍾杰議員が文氏陣営に合流したなら真の統合になっただろうが、李議員には説得すらしていないようだ」と語った。

一方、文氏側は安熙正(アン・ヒジョン)忠清南道(チュンチョンナムド)知事に対してどの程度牽制するか苦慮している。前日「朴槿恵(パク・クンへ)大統領も善意でしたのだろう」という安知事の発言をめぐっても陣営内で甲論乙駁があった。「強く批判すべきだ」という意見から「私たちまで批判する必要はない」という主張まで様々な意見が出た。実際に陣営メディア本部長の朴洸瑥(パク・グァンオン)議員は「適切でなかった」という原則的レベルの反応を示したが、最近陣営に合流した陳聲準(チン・ソンジュン)前議員は、「愚昧で無神経」と強く批判した。

それに加え安知事の上昇の勢いが続いているうえ、候補間の討論会が近づいており、文氏側の悩みはさらに深まっている。文氏側関係者は、「安知事と対立点を明確にすることがいつまでも避けられないという主張が力を得ている」とし、「ただ、ネガティブなど低劣な非難よりも政策懸案を問題提起するやり方で両者が激突するのではないか」と話した。



韓相準 alwaysj@donga.com