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北朝鮮、日米会談が行われる時にミサイル発射

北朝鮮、日米会談が行われる時にミサイル発射

Posted February. 13, 2017 08:26,   

Updated February. 13, 2017 08:28

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北朝鮮が12日、ノドンやムスダンの改良型と推定される弾道ミサイル1発を東海(トンヘ、日本海)の海上に発射した。北朝鮮のミサイル挑発は、昨年10月以来4ヵ月ぶりで、トランプ米政権発足後初めて。

軍当局によると、同日午前7時55分、平安北道亀城市(ピョンアンプクト・クソンシ)のパンヒョン飛行場からミサイル1発が発射された。移動式発射台(TEL)で発射されたミサイルは北朝鮮の内陸を横切って約500キロ飛翔し、東海海上に落下した。軍関係者は、「飛行軌道や速度、高度などを見ると、ノドン級(準中距離)かムスダン(中距離)改良型と推定される」と明らかにした。別の関係者は「現在までの分析結果、大陸間弾道ミサイル(ICBM)ではないと見える」と語った。

政府は、金寛鎮(キム・グァンジン)大統領府国家安全保障室長を中心に国家安全保障会議(NSC)常任委員会を開き、北朝鮮のミサイル発射状況と対策を協議した。また、金室長はマイケル・フリン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)と電話会談を行い、北朝鮮のミサイル発射を強く非難し、両国が緊密に協力して北朝鮮の挑発抑止に向けて可能なあらゆる対策を講じていくことで合意したと、大統領府は伝えた。

米国など国際社会の北朝鮮への非難も続いた。トランプ大統領と安倍晋三首相は11日(現地時間)、フロリダで共同記者会見を行い、北朝鮮の弾道ミサイル発射を非難した。安倍首相は「北朝鮮のミサイル発射は断じて容認できない。北朝鮮は国連安全保障理事会決議を完全に順守すべきだ」と主張した。トランプ大統領は、「米国は偉大な同盟国である日本を100パーセント支持する」と述べた。日本は12日午前、NSCを開き、駐中国日本大使館を通じて北朝鮮に強く抗議した。岸田文雄外相は、「安保理における強いメッセージの発出については早速、米国をはじめ関係国に対する働きかけを開始した」と話した。



윤상호군사전문기자 워싱턴=이승헌 ユン・サンホ軍事専門記者 ddr@donga.comysh1005@donga.com