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潘基文氏、「THAAD配備は当然…周辺国と外交的解決が可能」

潘基文氏、「THAAD配備は当然…周辺国と外交的解決が可能」

Posted January. 16, 2017 08:39,   

Updated January. 16, 2017 08:40

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潘基文(パン・ギムン)前国連事務総長は15日、京畿道平沢市(キョンギド・ピョンテクシ)の海軍第2艦隊司令部の天安(チョンアン)艦記念館を訪れた後、記者団に対して、高高度防衛ミサイル(THAAD)配備問題について、「韓半島の現実はほぼ準戦時状態のような状況なので、政府が(THAAD配備決定)措置を取ったことは当然だ。安全保障に関しては、国民が一つの心、同じ気持ちで政府を支持しなければならない」と強調した。潘氏は、中国の反発に対しては、「周辺国との問題は外交的に解決していくことができる」とし、外交部長官と国連事務総長経験者として自信を見せた。

潘氏は、天安艦の艦首と艦尾の切断面を見て、「私のような非軍事専門家が見ても恐らく明らかに爆撃による破損だ」とし、「事故によってあのようになったのではないということは明らかだ」と話した。

一方、野党「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)前代表は同日、記者団に対して、THAAD配備問題について「THAAD配備を次の政府に送ることが正しいと主張している。THAAD配備をそのまま押し切るだとか、反対にTHAAD配備決定を取り消すという方針でそのような要求するのではない」とし、「次の政府で十分に公論化の過程を経て、また外交的努力も傾けて、合理的な決定をするということだ」と主張した。

平沢=ソン・チャンウク カン・ギョンソク記者



宋贊旭 song@donga.com · 姜炅石 coolup@donga.com