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「改憲文書」への軽懲戒に「共に民主党」新人議員らが反発

「改憲文書」への軽懲戒に「共に民主党」新人議員らが反発

Posted January. 10, 2017 08:19,   

Updated January. 10, 2017 08:20

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野党「共に民主党」のシンクタンクの「改憲阻止報告書」の波紋がなかなか収まらない。同党の秋美愛(チュ・ミエ)代表は9日、報告書の作成を主導した民主研究院の金容益(キム・ヨンイク)院長に軽い「機関警告」の懲戒処分を下した。同党最高委は辞意を表明した金院長の去就問題を秋代表に委任していた。

これに対し、当選1回議員21人は9日、2回目の声明を出し、△真相調査結果の公開、△責任者の問責、△再発防止対策づくりなどを求めて激しく反発した。彼らは、「報告書に『確認されていない虚偽事実と該当行為と見なされる不適切な内容が多く含まれている』と秋代表自ら指摘して『厳重問責』を約束した」とし、「秋代表は議員総会などで結果に対する内部討論を行うことが先だ」と主張した。この声明には1回目の声明に参加しなかった権美赫(クォン・ミヒョク)、金斗官(キム・ドゥグァン)、諸閏景(チェ・ユンギョン)議員が署名したが、親文陣営に近いキム・ビョンギ議員など2人は参加しなかった。

党内では今回の報告書波紋が大統領選予備選ルールの決定を控え、親文(親文在寅)と非文(非文在寅)陣営間の前哨戦の性格を帯びているという観測が流れている。

安熙正(アン・ヒジョン)忠清南道(チュンチョンナムド)知事は同日、あるラジオ番組でのインタビューで、「(報告書に)問題になり得る文章があることはある」とし、「(党指導部は)候補たちが疑いを持っている、また不公正だと考えている党の運営について説明しなければならない」と指摘した。



朴晟鎭 psjin@donga.com