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国内の民間米国人を日本の基地に、在韓米軍が7年ぶり避難訓練

国内の民間米国人を日本の基地に、在韓米軍が7年ぶり避難訓練

Posted November. 08, 2016 07:22,   

Updated November. 08, 2016 09:19

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在韓米軍が7日、北朝鮮の韓国侵略など有事の際に米民間人を避難させる非戦闘員避難活動(NEO)を最近、実施したことを明らかにした。この訓練は例年行われるが、今年は北朝鮮の核・ミサイルの脅威が高まり、7年ぶりに一部の民間人を在日米軍基地まで移動させるなど実戦の状況を考慮して実施されたという。

在韓米軍によると、今回の訓練は先月31日、子供を含む米軍と軍務員の家族数十人が核と生物化学攻撃の防護装具を支給され、京畿道(キョンギド)の平沢(ピョンテク)米軍基地でヘリコプター「チヌーク」2機に別れて乗り、大邱(テグ)の米軍基地に移動することで始まった。その後、彼らは関連の説明の聴取と書類の確認を経て、翌日金海(キムヘ)空港に移動し、C130輸送機に乗って在日米軍基地に避難したという。彼らが、入国手続きを踏んで今月の初めに韓国に復帰し、訓練は終了したと在韓米軍は伝えた。

 

在韓米軍関係者は、「NEOは毎年実施するが、今年は実際の状況のように行われた」とし、「米軍の家族を韓半島の外に移動させたのは2009年以来初めて」と話した。在韓米軍は、毎年1、2回この訓練を実施している。在韓米軍は、有事の際、韓国から避難させなければならない米国と友好国の市民規模を22万人と想定している。



尹相虎 ysh1005@donga.com