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突然決まった韓米首脳会談、背景にフィリピン大統領との会談中止

突然決まった韓米首脳会談、背景にフィリピン大統領との会談中止

Posted September. 07, 2016 08:43,   

Updated September. 07, 2016 08:44

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朴槿恵(パク・クンへ)大統領と米国のオバマ大統領の6日(現地時間)の韓米首脳会談の日程は、結果的にフィリピンのドゥテルテ大統領の過激な発言によって決まった。米ホワイトハウスが、ドゥテルテ大統領との会談を突然中止し、調整中だった朴大統領との会談をこの時間に入れたのだ。

米国家安全保障会議(NSC)のプライス報道官は、首脳会談当日の午前、「オバマ大統領がラオスで予定していたドゥテルテ大統領との会談が中止になった」と発表した。プライス報道官は理由については具体的に明らかにしなかったが、複数のホワイトハウス関係者は、ドゥテルテ大統領が会談前日にオバマ大統領を侮辱する発言をしたことに対する措置と明らかにしたと、CNNが伝えた。ドゥテルテ大統領は5日、ラオスに出発する前、記者団に「オバマは何様のつもりか。私は米国の操り人形ではない。(オバマ大統領が私がする麻薬との戦争に言及するなら)『犬××』とののしるだろう」と言った。

これに対しホワイトハウスは、ドゥテルテ大統領との会談を中止し、このために予定していた時間(韓国時間6日午後6時10分)に朴大統領と会談した。韓米首脳会談の日程がドゥテルテ大統領との会談中止直前まで決定していなかったことが明らかになり、一部では「韓国がフィリピンより会談優先順位で後なのか」という声も出ている。

一方、ドゥテルテ大統領は就任後初めてのオバマ大統領との会談が中止になると声明を出し、「私の強硬な発言が米国大統領に対する個人攻撃と受け止められたことに対し深い遺憾の表を表明する」と後悔した。



워싱턴=이승헌 ワシントン=イ・スンホン特派員 특파원ddr@donga.com