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国防部「ロッテゴルフ場にTHAAD配備」、米を説得中

国防部「ロッテゴルフ場にTHAAD配備」、米を説得中

Posted August. 23, 2016 06:57,   

Updated August. 23, 2016 07:31

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政府と軍当局が、高高度防衛ミサイル(THAAD)配備地域を城山(ソンサン)砲台からロッテスカイヒル星州(ソンジュ)カントリークラブ(慶尚北道星州郡草田面・以下ロッテゴルフ場)に変更することで方針を固め、米国を説得していることが分かった。

政府筋は22日、「『住民が望む』という前提の下、THAADの配備地域を城山砲台からロッテゴルフ場に変更する案を検討している」とし、「ロッテゴルフ場(18ホール)の9ホールをTHAAD敷地にし、残りの9ホールを米軍のゴルフ場に活用することを米国側に提案した」と明らかにした。同筋は、「城山砲台のTHAAD敷地工事の道路拡張費用とゴルフ場の購入費用に大差がなく、THAADの軍事的効用性を維持するという面でロッテゴルフ場が星州内の他の第3の候補地より立地に優れていると評価された」と伝えた。

慶尚北道(キョンサンプクト)星州郡の金恒坤(キム・ハンゴン)郡守は同日、郡庁の大講堂で記者会見を行い、「国防部は城山砲台を除く第3の適切な場所をTHAAD配備地域に早期に決めてほしい」と要請した。また、「18日の住民懇談会をはじめ最近の世論調査でも多くの住民が、(THAADを)配備しなければならないなら第3の場所を希望している」と述べた。そして、「代案のない反対は事態解決に向けた根本的な解決策ではない」と付け加えた。

星州THAAD配備撤回闘争委員会は前日、会議で賛成23人、反対1人、棄権9人で第3候補地の検討を提案することで意見をまとめた。

国防部は、該当の地方自治体と緊密に協議し、6つの敷地可用性評価基準を適用して早期に星州地域で挙がっている第3の候補地を検討すると明らかにした。ロッテゴルフ場を含む3、4の私有地が評価対象に含まれるものとみえる。



윤상호군사전문기자 ysh1005@donga.com · 손효주기자 ユン・サンホ軍事専門記者  hjson@donga.com