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米U-2偵察機、DMZ上空で北朝鮮を監視

米U-2偵察機、DMZ上空で北朝鮮を監視

Posted June. 28, 2016 07:27,   

Updated June. 28, 2016 07:32

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北朝鮮の中距離弾道ミサイル(IRBM)「ムスダン」発射後、米空軍がU-2高高度偵察機2機を一度に休戦ライン非武装地帯(DMZ)上空に出撃させ、北朝鮮軍の動向を監視した。

このような北朝鮮に対する監視強化の動きは、京畿道平沢市(キョンギド・ピョンテクシ)の烏山(オサン)空軍基地内のU-2運用部隊である米空軍第5偵察大隊を韓国メディアで最初に東亜(トンア)日報が単独取材し、24日に確認された。同部隊の2機のU-2は、1時間間隔で基地を離陸し、休戦ライン上空に向かった。部隊関係者は、「北朝鮮が今年に入って4回目の核実験とミサイル発射などの挑発を続け、我々を非常に忙しくさせている」と話した。

U-2を運用する同部隊は、北朝鮮に対する監視任務を担っている。U-2が休戦ライン付近20キロ以上の高高度で収集した高解像度の映像情報や信号情報は、韓米軍当局が北朝鮮軍の挑発の動きを把握するうえで重要な資料として活用される。特にU-2に装着された超高解像度の光学カメラは、20キロ以上の上空から北朝鮮兵士の動きを確認できるほど優れた性能だという。部隊側は同日、操縦士の特殊飛行服の着用から機体への搭乗、格納庫を出たU-2が滑走路に移動して出撃するまでの偵察任務に入るすべての過程を東亜日報に公開した。本紙記者はU-2の離陸を誘導する「チェイスカー」に乗って、この過程を見守った。



평택=윤상호군사전문기자 平沢=ユン・サンホ軍事専門記者 ysh1005@donga.com