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柳一鎬経済副首相、「政府が仕事できるように手助けしてほしい」

柳一鎬経済副首相、「政府が仕事できるように手助けしてほしい」

Posted February. 02, 2016 07:30,   

Updated February. 02, 2016 07:46

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柳一鎬(ユ・イルホ)経済副首相兼企画財政部長官は2日、「構造改革の成否は立法にかかっている」と語り、国会は経済活性化法案を早急に処理すべきだと呼びかけた。

柳副首相は1日、政府世宗(セジョン)政府庁舎で関係省庁の長官たちが発表した国民向け要請文で、「国民が選んだ大統領や政府が適切に仕事ができるよう、国会が手助けしてほしい」と述べ、「思う存分に働いた後、その結果で評価されるよう、チャンスを与えてほしい」と語った。

ヌリ過程(3~5歳児に提供する教育・保育過程)予算の未編成によって起きた一部の地方自治体の保育料問題について、柳副首相は該当地域の教育監らに責任があるという意思を曲げなかった。中央政府がヌリ過程予算を追加支給すべきだという一部の地域の主張について、「自分の金なら、自分の家の暮らしのことなら果たしてそうするだろうか」と語り、「引き続き予算を確定しなければ、法を見直してでもヌリ過程予算を安定的に編成することについて検討していきたい」と語った。労働改革4法に関しては、「期間制法の立法を中長期的課題に見合わせることもできるという次善策まで示した」とし、「非正規職を量産するというとんでもない主張はやめて、早急に法案を処理してほしい」と語った。

雇用労働部の李基權(イ・ギグォン)長官も、同日のブリーフィング後に記者らに会って、派遣法の可決を改めて呼びかけた。李長官は、「雇用率が70%を超える経済協力開発機構(OECD)の国々では、その大半は派遣規制がない」とし、「派遣法が可決されれば、基幹産業の雇用が増え、中高年層の再就職にも大きく役立つだろう」と語った。

一方、柳副首相は同日、記者らに会った席で、景気刺激のために今年第1四半期(1~3月)の財政繰り上げ執行規模を、当初計画の125兆ウォンより増やす意思を明らかにした。柳副首相は、「財政繰り上げ執行の追加拡大など、いくつか(の補完策)を考えている」と語った。追加景気補強対策は3日、経済関係閣僚会議で発表される見通しだ。政府は当初、今年第1四半期に昨年同期より8兆ウォン多い財政を繰り上げて執行する予定だったが、輸出減少や消費低迷などで実体景気がなかなか活性化せず、使える資源の追加投入を検討するようになった。



세종=이상훈기자 セジョン=イ・サンフン記者 january@donga.com