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黄教安・自由韓国党代表が訪米を準備

Posted April. 12, 2019 08:27,   

Updated April. 12, 2019 08:27

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最大野党「自由韓国党」の黄教安(ファン・ギョアン)代表が、早ければ5月初めに就任後初めて米国を訪れ、トランプ政権と議会の指導者に会うための準備に着手した。

同党関係者は11日、「党代表就任後初の政党・議会外交の次元で近く米国を訪問することを決めた」とし、「できるだけ最高位級の指導者に会って、北朝鮮の非核化問題や韓米同盟問題について議論する」と明らかにした。

党内では、今回の訪米を通じて「黄教安=執権能力のある野党大統領候補」のイメージを強化する方法が議論されている。黄氏は2017年初め、大統領権限代行だった時にトランプ米大統領と電話会談し、訪韓したペンス副大統領、ティラーソン国務長官(当時)らに会ったことがある。

黄氏は訪米期間中、ペロシ米下院議長や最高位級外交・安保関係者に会うことを推進している。特に、トランプ氏との会談も打診しているという。ある外交筋は、「米国の現職大統領が韓国の野党代表に会うことはほとんどないが、黄氏が有力な大統領候補の1人であるうえ、トランプ氏が外交慣例を嫌うため、意外な結果が生まれる可能性もある」と話した。2017年、洪準杓(ホン・ジュンピョ)代表(当時)は訪米した際、ポール・ライアン米下院議長やアンドリュー・キム米中央情報局コリアミッションセンター長らに会った。

同党は、党国際局や米国通の白承周(ペク・スンジュ)、姜孝祥(カン・ヒョサン)議員らを中心にタスクフォースを構成する計画だ。白氏は、「韓米首脳会談の結果とそれにともなう南北会談の可能性など様々なことを考慮して訪米日程と内容を決める」と話した。


崔瑀烈 dnsp@donga.com · 洪禎秀 hong@donga.com