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金慶洙実刑判決で与党が進める裁判官弾劾、実現性薄い

金慶洙実刑判決で与党が進める裁判官弾劾、実現性薄い

Posted February. 01, 2019 07:39,   

Updated February. 01, 2019 07:39

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与党共に民主党が金慶洙(キム・ギョンス)慶尚南道(キョンサンナムド)知事の拘束を「司法専横勢力の報復判決」と決めつけて切り出した裁判官弾劾カードについて、その実現可能性に注目が集まっている。今の議席数では実現性が乏しいため、与党の「第二審裁判所に対する圧力カード」ではないかという見方が多い。

憲法第65条2項は、裁判官の弾劾訴追は国会の在籍議員3分の1(100議席)以上が発議し、過半数(151人以上)が賛成で成立すると定めている。このため、弾劾案の発議は与党議員(128議席)だけでも可能だが、本会議での採決で可決するためには、野党の民主平和党(14議席)や正義党(5議席)に加え与党寄りの無所属議員4人など進歩派陣営の賛成票を漏れなく獲得しなければならない。しかし、この問題では民主平和党も与党を批判している。

仮に国会で可決したとしても問題は残る。憲法裁判所に弾劾訴追案を提出し、弾劾審判を開始する際、検事役を務める弾劾訴追委員が自由韓国党所属の余尚奎(ヨ・サンギュ)国会法制司法委員長であることから、法司委員会の関係者たちは「弾劾案が発議されても法司委員長が動かないだろう」と言い切っている。

制憲国会以来、現役裁判官に対する弾劾訴追案は2度発議されたが、いずれも本会議を超えることはできなかった。1985年の第12代国会でユ・テホン大法院長の不公正人事を問題視して弾劾訴追案が発議されたが、否決となった。2009年の第18代国会では「狂牛病ロウソク集会裁判介入」疑惑がもたれた申暎澈(シン・ヨンチョル)大法官に対する弾劾訴追案が発議されたが72時間以内に採決が行われず自動廃棄となった。


パク・ソンジン記者 パク・ヒョモク記者 psjin@donga.com · tree624@donga.com