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元在韓米軍司令官、「米軍駐留経費負担で韓米同盟が揺らいではならない」

元在韓米軍司令官、「米軍駐留経費負担で韓米同盟が揺らいではならない」

Posted January. 28, 2019 08:15,   

Updated January. 28, 2019 08:15

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「在韓米軍維持のための駐留経費負担交渉の結果がどのように出ようが、(韓米相互防衛条約など)韓米安保同盟は堅固に維持されなければならない」

在韓米軍司令官を務めたバーウェル・ベル退役陸軍大将(72)は27日、東亜(トンア)日報との単独書面インタビューで、在韓米軍駐留経費負担をめぐる最近の韓米間の意見の相違についてこのように述べた。

 

盧武鉉(ノ・ムヒョン)政府末期と李明博(イ・ミョンバク)政府初年度の2006年から08年まで司令官を務めた代表的な知韓派軍元老の1人とされるベル氏は、「北東アジアの平和と安全は韓国だけでなく米国にとっても核心的な国家利益」と強調した。トランプ米政権の一部で韓国の負担を引き上げようと在韓米軍縮小論を流し、2回目の米朝首脳会談を控えて在韓米軍の地位が交渉カードに使われるという一部の観測を批判したのだ。

さらにベル氏は、「韓米同盟が北東アジアの安定のために欠かせないということは、すべての政治・経済・外交的問題を超越する」とし、韓米両国が「10億ドルvs 1兆ウォン」構図で激しく対立することを懸念した。ベル氏は、負担規模については、「以前から韓米が(負担交渉の核心である)非人的駐留費用(NPSC・米軍の人件費を除いた在韓米軍維持費)を5対5で負担するのが公平だ」と述べた。


韓基渽 record@donga.com