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太永浩氏、「金正恩氏、妥協点が見えなければ、米朝会談に行かないだろう」

太永浩氏、「金正恩氏、妥協点が見えなければ、米朝会談に行かないだろう」

Posted January. 03, 2019 07:40,   

Updated January. 03, 2019 07:40

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2016年夏に韓国に亡命した北朝鮮の太永浩(テ・ヨンホ)元駐英公使は、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の新年の辞について、「米国と北朝鮮が同等な核保有国の地位で交渉を出発させなければならないという意味」とし、2回目の米朝首脳会談の早期実現は難しいと見通した。

太氏は2日、野党「自由韓国党」の国家未来ビジョン特別委員会が主催した懇談会で、「米朝核交渉を核廃棄ではなく核軍縮交渉に絞り、核保有国としての地位を固めようという戦略的意図がある」とし、このように分析した。

太氏は、「正恩氏が米大統領と対座する準備ができていると言いながらも、その後ろで『異なる道を模索することができる』と警告していることに注目する」とし、「これは、正恩氏が2回目の米朝首脳会談に対する強い希望を示す」と指摘した。さらに、「同時にもし会談までに米朝間で妥協に至らなければ、会談には出て行かないという考えを示す」と付け加えた。

さらに太氏は、「新年の辞を見ると、2018年初めも今も、核兵器を最後まで守ろうとする正恩氏の立場には少しの変化もないことが分かる」とし、「正恩氏が核兵器を放棄する決断を下したということは一部の人々の希望事項にすぎなかった」と強調した。

太氏は、「もし米国が、正恩氏の手を取って核軍縮交渉で糸口をつかめば、米朝核交渉だけではなく、韓半島平和体制構築交渉など様々な形の交渉が同時に進行されるだろう」とし、「一方、今年も北朝鮮の核廃棄交渉にこだわれば、昨年のように大きな進展のない状況が再演されるだろう」と主張した。

太氏は、正恩氏が平和協定をめぐる多国間交渉を南北問題で言及したことについては、「米国に平和協定問題を提起しても拒絶されることは明らかなので、今年は韓国と中国を活用して米国に圧力をかけようという戦術」との見解を示した。


洪禎秀 hong@donga.com