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「学期終了時に届いた来た点字本」 国会で視聴覚障害者のカスタム福祉を推進

「学期終了時に届いた来た点字本」 国会で視聴覚障害者のカスタム福祉を推進

Posted December. 31, 2018 08:24,   

Updated December. 31, 2018 08:24

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「一学年がほぼ終わる11月になってようやく点字本が来ましたよ。すでに中間試験時に受けた試験範囲なのに、その時になってようやく本が来たんです。どうか子供たちが勉強できるようにしてほしいと1年間訴えましたが無駄でした」(ソウルA盲学校の保護者ミョン某氏)

視覚障害のある中2の息子を抱えているミョン氏は先月、宅配運転手から大型のカートを借りた。数日前に家に届けられた段ボールボックス6個分の本をすぐに捨てるためだった。ボックスの中に入った本は、氏が昨年12月、国立特殊教育院側に点字化をお願いした参考書6冊だ。ミョン氏は、「視覚障害の生徒たちが要求すれば、教育部はEBSの問題集や参考書などを点字化しなければならないが、授業進度に合わせて適時に点字本が届けられることはほとんどない」とし、「捨てるべき本を一歩遅れて作って送ることは予算の無駄であり、見せかけの行政ではないだろうか」と吐露した。

先月、視聴覚重複障害のある生徒たちの大学修学能力試験への挑戦記報道(東亜日報11月19日付けのA2面参照)後、障害生徒の教育権への関心は高まったが、まだ韓国国内の障害生徒たちは、学校教育の基本となる本さえなかなか手にできないのが現状だ。特に視覚障害者のための盲学校と聴覚障害者のための聾学校から共に疎外された視聴覚重複障害者の教育権は、なおさら劣悪なのが現状だ。

このような状況の中、韓国の「ヘレン・ケラー」のための立法が推進されることが、30日確認された。国会保健福祉委員会の李明洙(イ・ミョンス)委員長は、現在別途の障害類型として定められていない視聴覚重複障害者のためにカスタム福祉サービスを提供するいわば「ヘレン・ケラー法」を、早ければ来年1月に発議する予定だ。国内視聴覚重複障害者は1万人以上と試算される。


林雨宣 imsun@donga.com · 金潤鍾 zozo@donga.com