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「金与正氏は1988年生まれ」 統一部が公式確認

「金与正氏は1988年生まれ」 統一部が公式確認

Posted December. 28, 2018 08:34,   

Updated December. 28, 2018 08:34

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北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の妹の金与正(キム・ヨジョン)党第1副部長の年齢が1988年生まれで今年30歳だと、政府が公式に発表した。

統一部は27日に出した「2019北朝鮮主要人物情報」で、与正氏の出生年度を明らかにした。昨年の同じ冊子では「生年未詳」とされ、「87年生まれ、88年生まれ、89年生まれ説が存在する」と記された。ある政府当局者は、「様々な情報を総合的に判断した。今後修正される可能性はない」と述べた。

米政府は昨年1月、与正氏を人権侵害の疑いで制裁対象にし、1989年生まれと記した。当時統一部は、「87年生まれという説だけあり、公式な記録を出すことはできない」という考えを示した。政府当局は今年、活発になった南北交流の過程で与正氏の年齢を把握したという。

正恩氏の出生日については、「1984年1月8日(82、83年生まれの説がある)」という前年度の表記を維持した。

さらに政府は、故金日成(キム・イルソン)主席の2人目の夫人、金聖愛(キム・ソンエ)氏の死亡年度が2014年であることも公式に確認した。ただ、死亡の事実をいつ知ったのかについては明らかにしなかった。北朝鮮専門メディア「NK知識人連帯」は2014年12月に、「金聖愛氏が8月末から9月上旬の間に、(慈江道)江界(カンゲ)で90歳で死亡した」と伝えた。


黃仁贊 hic@donga.com