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辞意表明した金広斗副議長が出席

Posted December. 27, 2018 09:19,   

Updated December. 27, 2018 09:19

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26日に大統領府で開かれた国民経済諮問会議の全体会議で最も注目された出席者は、金広斗(キム・グァンドゥ)国民経済諮問会議副議長だった。すでに金氏は辞意を表明している。しかし大統領府は、金氏の辞表を受理したかどうかは明確にしていない。

金氏は会議開始前、記者団に、「今日が最後なのか」という質問に「そうではないか」と答えた。そして、「文在寅(ムン・ジェイン)大統領が(辞任を)引き止めればどうするのか」という問いには、「それはないだろう」と述べた。依然として辞意表明は有効ということだ。金氏は16日、フェイスブックを通じて、「2019年1月1日から国家未来研究院長を再び務めることになった」と明らかにした。

 

しかし、大統領府の説明は違った。大統領府関係者は同日、「金氏の辞意表明はあったが、辞意を受理するのか、あるいは再信任するかは人事権者である大統領の固有の権限」とし、「大統領がどのような判断をするか少し見守らなければならない」と話した。金氏の意思に関係なく、大統領府は引き続き副議長を務めてほしいと要請する可能性が高いという意味に読み取れる。別の関係者も、「すぐに結論が出る問題ではなさそうだ」と話した。

 

金氏の進退に関心が集まるのは、これまで政府の経済政策に対して苦言を呈してきたからだ。2007年と12年の大統領選挙で、朴槿恵(パク・クンへ)前大統領を助け、経済公約を主導した金氏は、昨年の大統領選では文在寅氏のキャンプに合流し、経済政策「Jノミクス」を設計した。しかし、政権発足後、現政権の経済政策に対して「経済の根本が揺らいでいる」、「経済政策の誤謬は犯罪」などと批判した。


韓相準 alwaysj@donga.com