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米国が速度調節を注文した日、政府南北事業41億決定

米国が速度調節を注文した日、政府南北事業41億決定

Posted November. 23, 2018 07:30,   

Updated November. 23, 2018 07:30

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ポンペオ米国務長官が南北関係の速度調節を求めた21日、政府は北朝鮮の山林病害虫防除などのために南北協力基金約41億ウォンを支援することを決定した。統一部が14日から21日まで書面で行った第299回南北交流協力推進協議会の結果だ。

まず、北朝鮮地域の山林病害虫防除のために14億700万ウォン内で支援することを決めた。防除薬剤を購入し、北朝鮮側に輸送する費用などを合わせた額だ。統一部は、「防除薬剤は制裁に該当しない物資」とし、「基金執行の過程でも制裁に抵触しないよう留意して推進する計画」と明らかにした。

 

山林病害虫防除は養苗場の現代化とともに南北山林協力事業で制裁違反の可能性が憂慮される事業の一つに挙げられる。化学薬剤が軍事的目的に転用される可能性があるためだ。政府関係者は、「専門機関を通じて制裁に該当しない薬剤を選別して北朝鮮側に送ることを決めた」とし、「追加で薬剤を送ったり支援金の範囲を超過することはないだろう」と話した。

また、政府は、開城(ケソン)満月台南北共同発掘調査事業の経費に11億600万ウォン、西海(ソヘ・黄海)地区の南北軍通信線の正常化に9億3900万ウォン、南北共同遺骨発掘に必要な装備支援に7億3500万ウォンを支援することを決定した。


申나리 journari@donga.com