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北朝鮮、米国の核リスト申告要請を拒否

Posted November. 05, 2018 08:16,   

Updated November. 05, 2018 08:16

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北朝鮮が米国の核リスト申告の要請に対して、「あなたたちが攻撃する目標物の場所のリストを出せということと同じ話」と拒否していると、尹永寛(ユン・ヨングァン)ソウル大学名誉教授が伝えた。盧武鉉(ノ・ムヒョン)政府で外交通商部長官を務めた尹氏は先月29日、東亜(トンア)メディアグループの青年のための韓半島プラットホーム「ウアハン」(私たちの子どもたちの韓半島&私たちの美しい韓半島)発足記念のインタビューで、消息筋を引用してこのように伝えた。

 

尹氏は、2度目の米朝首脳会談に向けた両国の実務交渉が遅れている根本的な理由が米国に対する北朝鮮の不信にあるとし、「米国は制裁を維持しつつも、信頼構築に必要な政治的な行動に出なければならない」と指摘した。その措置として、△連絡事務所の開設、△スポーツおよび芸術の交流、△学生や官僚などの招請教育などを挙げた。

李明博(イ・ミョンバク)政府で統一部長官を務めた玄仁沢(ヒョン・インテク)高麗(コリョ)大学教授は先月30日、ウアハンとのインタビューで、「北朝鮮が、米国に譲歩して、損害を被り得る会談を早く進展させる理由がない状況になった」とし、「しかし、強大国である米国はいつでも状況を戦略的に再評価して方向を変えることができる。金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長がこれを見逃す場合、再び危機が訪れる可能性がある」と指摘した。

ウアハンは、東亜メディアグループの修士・博士級の記者や専門家たちが青年・学生たちと韓半島問題をめぐって「世代間の意思疎通」を図る新しいオンライン空間だ。東亜メディアグループが関心を注いできた「青年と未来」の韓半島問題のバージョンでもある。

事前に構成された「ウアハン青年質問団1期」には、ソウル大学韓半島問題研究会や峨山(アサン)政策研究院の峨山書院14期、高麗大学大学院北朝鮮学科と北韓大学院大学、淑明(スンミョン)女子大学の授業「生活の中の北朝鮮」を受ける若者約30人が参加した。第1回ではイ・テホンさん(慶熙大学国際学科12学番)が、「北朝鮮の人権状況の糾弾と南北関係および米朝関係の改善が同時に可能か」と質問した。

ウアハンは5日午前10時、東亜ドットコム(m.donga.com)とチャンネルA(ichannela.com)のモバイルメインページで初めて登場する。フェイスブックやネイバーポストなどのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)でもアクセスできる。


申錫昊 kyle@donga.com