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米朝首脳会談、板門店か平壌での開催を望む大統領府

米朝首脳会談、板門店か平壌での開催を望む大統領府

Posted October. 09, 2018 09:00,   

Updated October. 09, 2018 09:00

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ポンペオ米国務長官の訪朝で、大統領府は2度目の米朝首脳会談の今月内の開催の可能性が高まったと見ている。文在寅(ムン・ジェイン)大統領は8日、「ポンペオ氏の訪朝で米朝首脳会談が早期に開催されるムードと条件ができた」と強調した。

関心が集まる会談場所について、大統領府は「トランプ米大統領が決める事項」と説明している。しかし、内部的には板門店(パンムンジョム)か平壌(ピョンヤン)で開催されることを望んでいるようだ。米朝首脳会談の進展状況しだいで文氏や中国の習近平国家主席が合流し、終戦宣言議論など多国間首脳会談につなげることができるためだ。

大統領府関係者は、トランプ氏には中間選挙(11月6日)という変数があるが、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長も専用機などの理由で米ワシントンまで行くことは容易ではない」とし、「トランプ氏が米指導者で初めて板門店か平壌で米朝首脳会談を行うなら、初めて冷戦の真の終焉を示す意味があるだろう」と強調した。同様の理由で大統領府は、6月の米朝首脳会談がシンガポールに決定される前、平壌とホワイトハウス双方に板門店を首脳会談の場所に推薦した。

一方、与党「共に民主党」と政府、大統領府は同日、ソウル鍾路区(チョンロク)の首相公館で党・政府・大統領府会議を開き、9月の平壌共同宣言の後続措置と板門店宣言の国会批准同意に力を集中することで意見が一致した。保守野党を除く他の野党も同調している。「共に民主党」の洪容杓(ホン・ヨンピョ)、民主平和党の張秉浣(チャン・ビョンワン)、正義党の尹昭夏(ユン・ソハ)院内代表は同日、国会で記者会見を行い、「韓半島の平和と共同の繁栄の軸をつくる板門店宣言と平壌共同宣言の履行に向けて国会が出なければならない」と強調した。


ハン・サンジュン記者 パク・ヒョモク記者 alwaysj@donga.com · tree624@donga.com