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合同参謀本部議長候補「北朝鮮の核保有は認められない」

合同参謀本部議長候補「北朝鮮の核保有は認められない」

Posted October. 06, 2018 08:55,   

Updated October. 06, 2018 08:55

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合同参謀本部議長候補の朴漢基(パク・ハンギ)氏は5日、国会国防委員会で開かれた人事聴聞会で、北朝鮮の核兵器について「北朝鮮が核を保有していると認めることはできない」と述べた。趙明均(チョ・ミョンギュン)統一部長官が1日、国会での対政府質問で「情報当局の判断では北朝鮮が少なくとも20個、多くて60個まで核兵器を保有していると判断している」と発言しており、政府関係者が北朝鮮の核保有の実態を明らかにしたこととは正反対の考えを示した。

軍の関係者は、「北朝鮮が核兵器のリストを提出せず、検証や査察も受けていない状況下で、軍序列1位の合同参謀本部議長が北朝鮮が核兵器を実質的に保有していると発言するのは適切でないと判断したからだ」と伝えた。

また朴氏は、「韓国の現存する敵は、大韓民国を脅かす明らかな敵である北朝鮮」と言い、「西海(ソヘ・黄海)上の北方限界線(NLL)は軍が血で守ってきた。いかなる場合でも守り抜き、尊重されなければならない実質的な限界線だ」と強調した。


洪禎秀 hong@donga.com