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与党代表選、議員の公開支持をめぐって神経戦

与党代表選、議員の公開支持をめぐって神経戦

Posted August. 15, 2018 09:33,   

Updated August. 15, 2018 09:33

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与党「共に民主党」の代表選挙戦に出た候補たちによる、親文(親文在寅)を中心とする議員たちへの公開求愛戦が激しさを増したため、党選管委が「イエローカード」を出した。特定候補に対する支持を表明する現役国会議員に対して警告に出たのだ。

同党の中央選挙管理委員会は14日、報道資料を出し、「選挙戦の過熱による副作用を予防するために党所属の国会議員4人と前地域委員長、現地域委員長の職務代行各1人に対して口頭で警告した」とし、「彼らには再発防止を要請し、フェイスブックに投稿した国会議員に対しては掲示物の削除も要請した」と明らかにした。党代表および最高委員選出を規定した同党の党規によると、「国会議員、市道党委員長、地域委員長が公開的・集団的に特定候補を支持・反対する行為」を禁止している。

 

選管委が警告措置したのは、李海チャン(イ・ヘチャン)候補の支持を表明した李鍾杰(イ・ジョンゴル)、禹元植(ウ・ウォンシク)、朴範界(パク・ポムゲ)議員と金振杓(キム・ジンピョ)候補を支持した全海チョル(チョン・ヘチョル)議員。仁川(インチョン)地域の元地域委員長と地域委員長職務代行は、宋永吉(ソン・ヨンギル)候補の出馬記者会見および合同演説会の出席を促し、規定に違反したと選管委は見ている。

選管委が現役議員に対して警告措置を下したのは、親文の中心である全海チョル議員まで特定の候補(金振杓候補)を支持し、全党大会が名実共に「親文票争奪戦」に変質したという批判が強まったことによる。宋候補は12日、「最近、特定候補に対する一部議員の支持表明でもたらされる党内分裂を深刻に憂慮している」とし、党選管委の公明選挙分科に全海チョル議員を通知した。

選管委の口頭警告で、今後現役議員の特定候補に対する支持宣言はしばらく静かになるだろう。ただ、今週末が25日の全党大会の票心を分ける分岐点になるため、公開求愛は再開される可能性が高い。金振杓、宋永吉候補が積極的にラブコールを送っている崔宰誠(チェ・ジェソン)議員をはじめ、党代表予備選候補だった金斗官(キム・ドゥグァン)、李仁栄(イ・インヨン)議員は、党憲・党規に違反しない範囲内で支援の方法を考えているという。


パク・ヒョモク記者 tree624@donga.com