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南北首脳会談後は南北首脳の国連総会同時出席も、大統領府が推進

南北首脳会談後は南北首脳の国連総会同時出席も、大統領府が推進

Posted August. 13, 2018 08:16,   

Updated August. 13, 2018 08:16

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大統領府が、文在寅(ムン・ジェイン)大統領就任後の3回目の南北首脳会談を通じて、9月中旬に米ニューヨークで開かれる国連総会の南北首脳同時出席を推進する方針だ。膠着状態の米朝非核化交渉の突破口を開き、さらには年内の終戦宣言の発表まで推進するという考えだ。

金宜謙(キム・ウィギョム)大統領府報道官は12日、「明日(13日)の南北高官会談で、4・27板門店(パンムンジョム)宣言で合意した南北首脳会談の時期と場所、訪朝団の規模を合意することを期待する」と述べた。大統領府はすでに北朝鮮側と水面下の交渉を通じて首脳会談の時期と場所を協議しており、13日に板門店で開かれる南北高官会談で最終確定し、発表する予定だ。第3回南北首脳会談は8月末、平壌(ピョンヤン)での開催が有力だという。

大統領府は、第3回南北首脳会談を通じて、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の国連総会出席を説得する計画だ。すでに北朝鮮は、今年の国連総会に長官級要人が基調演説を行うと明らかにしているが、文大統領の訪朝を通じて反転の機会をつくる考えだ。大統領府関係者は、「南北首脳が国連総会に並んで参加し、平和と非核化の意思を明らかにするなら、その波及力ははるかに大きい」と話した。大統領府は、これを通じて非核化交渉が再び本軌道に乗り、国際社会の制裁で行き詰っている南北経済協力も活性化すると見ている。

一方、13日に開かれる南北高官会談には、韓国側首席代表に趙明均(チョ・ミョンギュン)統一部長官が、北朝鮮側首席代表に李善権(リ・ソングォン)北朝鮮祖国平和統一委員長が出席する。


韓相準 alwaysj@donga.com