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金正恩氏、内閣の経済チームに警告

Posted July. 03, 2018 08:23,   

Updated July. 03, 2018 08:23

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北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が、中朝国境地域の新義州(シンウィジュ)にある工場を視察し、幹部を厳しく叱責したと、労働新聞が2日付の1、2面で詳細に報じた。自身の核・ミサイル計画で制裁を受けたにもかかわらず、制裁による経済的困難を幹部のせいにしたのだ。一方で、金日成(キム・イルソン)の「為民政治」の踏襲に乗り出したという分析も出ている。

正恩氏は紡織工場を視察し、「科学技術に基づいて生産を正常化しようとせず、資材と資金、努力のせいにしている」と批判した。化学工場の視察では、「工場の責任者たちが主人らしく振る舞っていない。このような人たちは初めて見る」と厳しく指摘した、と同紙は伝えた。特に正恩氏は、内閣と化学工業省に対して、「工場に放任して関心を向けず、(現場に)出て見ることもなく、指導統制もまともにできていない」と一喝した。朴奉珠(パク・ポンジュ)首相が率いる経済チームに公開の警告状を突きつけたのだ。

世宗(セジョン)研究所研究企画本部の鄭成長(チョン・ソンジャン)本部長は、「過去の金日成主席のように官僚主義、保守主義を叱責して幹部を緊張させる一方、住民には不満を減らしてカタルシスを感じさせる方法を使っているようだ」と指摘した。ある北朝鮮事情に詳しい消息筋は、「4月の党全員会議で内閣中心の経済建設への総力集中路線を宣言したが、すぐに成果を出すことが難しい状況」とし、「経済チーム交代の考えを示したというよりも、緊張感を持たせるため」と推測した。

これに先立ち正恩氏は、先月30日の薪島郡(シンドグン)の農場視察、1日の新義州(シンウィジュ)化粧品工場視察では称賛中心だったが、化学工場と紡織工場の視察では批判を強めた。統一研究院の洪珉(ホン・ミン)研究員は、「視察ターゲットに決めた事業単位ごとに異なる反応を示し、内部競争を誘導するようだ」との見方を示した。


黃仁贊 hic@donga.com