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金正恩氏の43日の法則?

Posted June. 20, 2018 08:52,   

Updated June. 20, 2018 08:52

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北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の3回目の中国訪問をめぐって「43日公式」という言葉が出てきた。今年行われた1回と2回、2回と3回の訪中で、それぞれ出発日基準で正確に43日後に次の訪問がなされたためだ。

正恩氏の初の訪中は3月25~28日、専用列車で行われた。2011年の就任後初の外国訪問だったが、3泊4日(列車内2泊)の間、中国の習近平国家主席夫妻と2回食事を共にし、特別クラスの歓待を受けた。正恩氏は習氏に会った席で、「朝中親善は、代を継いで命のように貴重に考えて続けていかなければならない崇高な義務」と述べた。

正恩氏はそれから43日後の5月7日、専用機で遼寧省大連に向かった。当時会談で正恩氏が習氏の発言をメモする様子が公開され、米朝首脳会談を控えて中国側のガイドラインが提示されたのではないかという観測が流れた。

今回の訪中も、専用機で正確に43日後に行われた。高麗(コリョ)大学行政専門大学院の南成旭(ナム・ソンウク)院長は、「同じ期間を置いて中国を訪れたことは奇妙な偶然」としながらも、「重要なことは非核化交渉が米中代理戦の様相を見せ、今後正恩氏が時をかまわず中国を訪れて習氏と相談する可能性が高いということだ」と指摘した。


張源宰 peacechaos@donga.com