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韓米がUFG演習中止を協議、大統領府は「近く発表」と事実上中止決定を示唆

韓米がUFG演習中止を協議、大統領府は「近く発表」と事実上中止決定を示唆

Posted June. 16, 2018 09:08,   

Updated June. 16, 2018 09:08

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大統領府が15日、韓米合同軍事演習の中止と関連して、「韓米政府間で協議が始まり、近く発表があるだろう」と明らかにした。韓米が8月に予定された乙支(ウルチ)フリーダム・ガーディアン(UFG)演習など両国の合同軍事演習の中止手続きに着手したのだ。

大統領府関係者は同日、記者団に、「北朝鮮との対話が進んでいる時に、北朝鮮に対する軍事的圧力は慎重に検討する必要があるというのが韓国政府の立場」とし、「米政府もこのような立場に概ね同意しているので、両政府間で協議が始まった」と明らかにした。そして、「韓米は様々な安保懸案に関して緊密に協議している」とし、すでに韓米合同軍事演習の中止について両国で事前調整があったことを示唆した。大統領府が文在寅(ムン・ジェイン)大統領の「演習中止検討」言及に続き、公開的に軍事演習の中止を協議していることを明らかにしたことで、UFGを含む演習中止の決定が間もなく発表されるものとみえる。

大統領府は在韓米軍撤収問題については線を引いた。大統領府は、「在韓米軍は韓米同盟次元の問題なので、米朝間交渉の対象にならない」とし、「在韓米軍問題については(韓米間で)何の協議もなく、立場の変化もない」と明らかにした。

 

大統領府は、シンガポールで実現しなかった南北米首脳会談と終戦宣言を推進する考えも明らかにした。同関係者は、「ポンペオ米国務長官が米国に帰国し次第、早期に米朝間交渉が再開するだろう」とし、「交渉の進展によって適切な時期に終戦宣言や現在の休戦協定を平和協定に切り替える協議が開始されるだろう」と述べた。


韓相準 alwaysj@donga.com