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ソウル市長選候補の金文洙氏と安哲秀氏、候補一本化の扉を閉ざしたわけではないが

ソウル市長選候補の金文洙氏と安哲秀氏、候補一本化の扉を閉ざしたわけではないが

Posted June. 07, 2018 10:54,   

Updated June. 07, 2018 10:54

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野党「自由韓国党」の金文洙(キム・ムンス)候補と「正しい未来党」の安哲秀(アン・チョルス)候補のソウル市長候補野党一本化交渉がチキンゲームに突き進んでいる。両者は互いに「結局3位候補になる」と言い、自分が一本化候補にならなければならないという主張を繰り返している。

金氏は、一本化の可能性は閉ざしてはいないが、先に交渉のテーブルに座らないことを再確認した。金氏は6日、記者団に対して、「安氏と会う計画はなく、一本化(の方法)の提案を受けたこともない。一本化が嫌かと尋ねられれば『それは違う』と言いたい」と話した。金氏陣営のキム・ソンドン選対委員長も、「3位候補に転落した(安)候補が与党『共に民主党』の朴元淳(パク・ウォンスン)候補の再任阻止のために譲歩すれば、後に政治的可能性を手に入れることになる」とし、「自ら成績表を受け取るのであれ、大義のために辞退しなければならない」と安氏の譲歩を求めた。

安氏側は事前投票が始まる8日を一本化交渉の1次デッドラインと見ている。安氏は、「2位になろうという選挙ではない。朴氏に勝つことができる候補に大乗的譲歩をしなければならない」と主張した。安氏陣営関係者は、「8日未明に談判して、事前投票が始まる午前6時前に結果を出さなければならない。(できなければ)13日の選挙直前になっても最後まで推進する」と強調した。

両者は結局、一本化口論を続け、「二度と会わない」と感情争いにまでなった。前日、安氏陣営の報道担当の金根植(キム・グンシク)慶南(キョンナム)大学教授が、ソウル大学政治学科の先輩の金氏陣営の報道担当、車明進(チャ・ミョンジン)元議員と交わした携帯電話のメールが公開されたことが発端となった。メールで金教授は、「自由韓国党で洪準杓(ホン・ジュンピョ)代表を除いて安氏と野党再編を主導するのか」と尋ね、車氏は「安氏側の一本化論理が間違っている点」と答えた。

金教授は6日、フェイスブックで、「車氏がメディアプレーをしている。関係を断とうと思う」と投稿した。車氏もフェイスブックに、「安氏が政治の基本がなっておらず、ずる賢く工作だけする参謀に囲まれているのか、安氏自身がそうなのか心配だ」と書いた。


崔고야 best@donga.com