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北ウェブサイトへのアクセス遮断、突然一斉解除

北ウェブサイトへのアクセス遮断、突然一斉解除

Posted May. 11, 2018 08:35,   

Updated May. 11, 2018 08:35

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北朝鮮のインターネットサイトに対するアクセス遮断が9日夕方から一斉に解除され、その背景に関心が集まっている。

東亜(トンア)日報が確認したところ、同日夕方から北朝鮮が海外に開設したウェブサイトが韓国で携帯電話やノートブックなどを通じて直接アクセス可能になった。現在、北朝鮮が海外に開設したウェブサイトは30個以上と確認されており、すべてのホームページのアクセス遮断が一斉に解除されたのだ。

 

10日、一部のコンピュータや携帯電話で時折有害サイトの通知は出るが、多くのコンピュータと携帯電話でアクセス可能な状態だ。

北朝鮮ウェブサイトのアクセス遮断は、警察と国家情報院の要請によって放送通信委員会がSK、KTなどモバイルやインターネットサービス会社に命令して行われる。このため、北朝鮮ウェブサイトのアクセス遮断が一度に解除されたのは、少なくとも放送通信委員会に指示が下されたためとみえる。事案の敏感性を考えると、大統領府が指示したと推測されるが、誰が主導したのか確認されていない。

放送通信委員会関係者は「後ほどコメントを出す予定」と話した。

政府はこれまで「我が民族どうし」、「私の国」など北朝鮮が海外に開設したホームページを「有害サイト」に指定し、国内でアクセスできないようにした。北朝鮮サイトにアクセスすれば、放送通信審議委員会の決定によって、「有害サイト」に指定されてアクセスできないという案内が出た。


周成河 zsh75@donga.com