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「北のNLL認定」 南北将軍級会談の争点に

「北のNLL認定」 南北将軍級会談の争点に

Posted May. 08, 2018 08:40,   

Updated May. 08, 2018 08:40

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国防部が、南北将軍級軍事会談の準備を終え、近く北朝鮮に会談の開催を公式に提案するという。7日、軍消息筋によると、軍当局は将軍級会談の主な議題に対する韓国側の原則と細部の議論を確定するなど準備を終えた。将軍級会談では、南北首脳が板門店(パンムンジョム)宣言で合意した軍事的緊張緩和に向けた非武装地帯(DMZ)の平和地帯化、西海(ソヘ、日本名”黄海”)北方限界線(NLL)一帯の平和水域化などが集中的に議論される。

別の消息筋は、「軍当局が早期に日時を確定し、板門店で会談を開催するという内容の電話通知文を北朝鮮側に送ると」と話した。会談の日時は離散家族再会に向けた赤十字会談、今秋の平壌(ピョンヤン)首脳会談を議論する南北高官級会談の日時などを考慮し、2、3の中から選ぶという。南北首脳が合意した「5月中の開催」原則と会談の準備条件などを考慮し、5月中旬~末の間に決定されるとみられる。将軍級会談の韓国側首席代表にキム・ドギュン国防部対北朝鮮政策官(陸軍少将)が内定したという。北朝鮮側首席代表も同等クラスの軍要人が出てくるものとみられる。

軍当局は、将軍級会談が開催されれば、北朝鮮が西海NLLを認定するかどうか確認することに力を入れる方針を立てたという。軍消息筋は、「南北首脳の『板門店宣言』に明示された『西海NLL一帯の平和水域化』がNLLに対する北朝鮮の態度変化を意味するのか最初に確認する」と話した。一部ではこの文言が、北朝鮮が西海NLLを認めた「証拠」と見る見方がある。

北朝鮮は、2007年以来、西海NLLの南海域に設定した「西海海上警備界線」とNLLの間に平和水域と共同漁労区域を設定しなければならないと主張してきた。これに対して韓国軍は、実質的に海上境界線である西海NLLを基準に「同一面積」に平和水域を設定しなければならないと対立した。

もし北朝鮮が西海警備界線をあきらめて西海NLLを受け入れれば、関連議論は容易に進めることができるという観測が流れている。ただ、北朝鮮が西海NLLを認める見返りに韓国側に「NLL基準同一面積」原則を譲歩するよう求める可能性も排除できない。韓国側に「大義名分」を与えて、自分は「実利」を得る方式を選ぶ可能性があるということだ。

ある消息筋は、「北朝鮮が西海警備界線とNLLをすべて認めて、その間を平和水域・共同漁労区域にするという既存の立場に固執する場合、最終合意を導き出すことは非常に難しいだろう」と見通した。


尹相虎 ysh1005@donga.com