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金正恩氏を「私の夫」と呼んだ李雪主氏

Posted April. 04, 2018 08:22,   

Updated April. 04, 2018 08:22

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北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の夫人、李雪主氏が先月5日、平壌(ピョンヤン)で、鄭義溶(チョン・ウイヨン)大統領府国家安保室長ら特使団との晩餐の際、金正恩氏を「私の夫」と呼んだという。

外交筋は3日、「李雪主氏が特使団と挨拶を交わす際、金正恩氏を『私の夫』と呼んだ」と伝えた。これと関連して朝日新聞も、北朝鮮関連の消息筋を引用してこのような内容を報じた。北朝鮮では通常、最高指導者である金正恩氏を「元帥様」と呼ぶ。

一部では、金正恩氏が最近相次ぐ外交活動でファーストレディとして李雪主氏を同伴させているのは、北朝鮮の「正常国家化」を強調するためのという見方が出ている。金正恩氏は特使団との晩餐だけでなく中国の習近平国家主席との晩餐、北朝鮮訪問芸術団公演の観覧に李雪主氏を同伴させた。

金日成(キム・イルソン)主席、金正日(キム・ジョンイル)総書記ら最高指導者の夫人が平壌で非公開で海外の国賓を迎えることはあったが、外交行事に公開的に姿を現したのは李雪主氏が初めて。実際、金総書記は2011年の訪中の時、4番目の夫人とされる金玉(キム・オク)氏を同伴させたが、晩餐など公開行事には姿を現さなかった。

27日に予定された南北首脳会談でも李雪主氏が姿を見せるか関心が集まっている。政府関係者は、「4日に開かれる南北実務会談で、両国のファーストレディの会合問題が議論されるものと見える」と話した。


ムン・ビョンギ記者 東京=ソ・ヨンア特派員 weappon@donga.com · sya@donga.com