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沈相ジョン氏、「自由韓国党に改憲の意志があるなら、国民投票6月以降に延期で協力」

沈相ジョン氏、「自由韓国党に改憲の意志があるなら、国民投票6月以降に延期で協力」

Posted March. 16, 2018 08:01,   

Updated March. 16, 2018 08:01

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果たして野党「正義党」が膠着状態の国会改憲交渉の呼び水になることができるか。

正義党の沈相ジョン(シム・サンジョン)前代表が15日、「最大野党『自由韓国党』が憲法改正に確固たる意志を表明するなら、(改憲)国民投票の時期を6月以降に延期することに協力できる」と明らかにし、国会内外でこのような観測が流れている。民主平和党と共同交渉団体の構成を話し合っている正義党が改憲交渉の仲裁を自任したことで、平行線を走っていた与党「共に民主党」と自由韓国党の対決構図が少なくとも解ける可能性がうかがえるためだ。共に民主党は、地方選挙と改憲国民投票の同時実施を主張しており、自由韓国党は地方選挙後、10月前の改憲投票を主張している。

沈氏は、「大統領の善意にもかかわらず、大統領府の改憲案発議はむしろ改憲を座礁させる正反対の結果を生む恐れがある」と大統領府に迫る一方、「自由韓国党もより積極的に改憲案を出さなければならない」と強調した。正義党は、与党が連合政府で国会多数派を構成し、国会議員の中から首相を推薦して大統領が任命する「国会首相推薦制」や国会改憲議論の枠組みとして与野党5党10人政治交渉会議などを提案した。

共に民主党と自由韓国党、「正しい未来党」など与野3党の院内代表は13日から数回会って改憲議事の日程を話し合ったが、15日には会合すら開けなかった。共に民主党の禹元植(ウ・ウォンシク)院内代表は同日、政策調整会議で、「国家百年の計である改憲をGM国政調査など意見の相違がある事案と結びつけること自体、話にならない」と強調した。自由韓国党の金聖泰(キム・ソンテ)院内代表は、「共に民主党はただ大統領の改憲案発議の正当性確保のために形式的で振りだけに見える改憲論議をしようとする」と批判した。


柳根亨 noel@donga.com