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来週初めに平壌に高官級特使団派遣

Posted March. 03, 2018 09:40,   

Updated March. 03, 2018 09:40

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文在寅(ムン・ジェイン)大統領が早ければ来週初めに対北朝鮮特使を発表し、平壌(ピョンヤン)に派遣する計画だ。特使候補には任鍾晳(イム・ジョンソク)大統領秘書室長、鄭義溶(チョン・ウィヨン)大統領府国家安保室長、徐薫(ソ・フン)国家情報院長らが有力視されている。

大統領府関係者は2日、「後続措置などを考えると、(派遣が)今月半ばを過ぎる可能性は少ない」と語った。大統領府は、平昌(ピョンチャン)パラリンピックが終わる18日前までに特使の活動を終えて後続措置に着手する計画だ。今回の特使派遣は、先月金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の特使として金与正(キム・ヨジョン)党第1副部長が訪韓したことに対する答礼訪問の性格だ。大統領府はすでに北朝鮮側と特使の訪朝日程を協議中だという。

これに先立ち文氏は1日、トランプ米大統領との電話会談で、「北朝鮮に特使を近く派遣する計画」を伝えた。トランプ氏は「特使が北朝鮮に行けば、北朝鮮側の反応や出来事を共有したい」と話したという。

文氏は特使を通じて南北首脳会談よりも米朝対話の突破口を開くことに力を入れるようだ。対北朝鮮特使には、金正恩氏が妹の与正氏を特使として送ったため、大統領府ナンバー2の任室長か外交・安保コントロールタワーの鄭室長が有力視されている。大統領府は、「平壌に高官級特使団が行く可能性もある」と明らかにした。徐院長た趙明均(チョ・ミョンギュ)統一部長官も特使か特使団の資格で平壌を訪れる可能性があるということだ。


韓相準 alwaysj@donga.com