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文大統領、独島に言及、「日本は侵略の反省なし」

文大統領、独島に言及、「日本は侵略の反省なし」

Posted March. 02, 2018 11:22,   

Updated March. 02, 2018 11:22

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文在寅(ムン・ジェイン)大統領は1日、「独島(トクト、日本名・竹島)は韓国固有の領土であり、日本がその事実を否定することは帝国主義侵略への反省を拒むことにほかならない」と述べた。

文氏は同日、ソウル西大門(ソデムン)刑務所跡の歴史館で開かれた「第99周年3.1節記念式」で、「独島は日本の韓半島侵略の過程で最初に支配された土地」とも言及した。文氏が就任後、日本植民地下の独島占領の問題に言及したのは初めて。

また、「慰安婦問題の解決にも加害者である日本政府が『終わった』と言ってはならない」とし、「戦争期にあった反倫理的人権犯罪行為は終わったという言葉で覆えない」と指摘した。2015年12月の日韓合意を通じて「慰安婦問題が不可逆的に解決された」と主張しながら、国定教科書を通じて独島を「日本の領土」と主張して歴史挑発を続けている日本に直撃弾を投じたのだ。文氏は独島と慰安婦問題を記念式の演説に入れるよう指示したという。

文氏は北朝鮮核問題については、「3・1運動と大韓民国建国100周年を恒久的平和体制の構築と平和に基づいた繁栄の新たなスタートラインにする」と述べた。平昌(ピョンチャン)五輪を機に形成された対話基調を継続させ、来年にはいかなる方法であれ韓半島の緊張緩和に弾みをつけるという考えだ。そして、「光復(解放)100年の間に韓半島平和共同体、経済共同体を完成させなければならない」とし、2045年を南北経済統一の目標に掲げた。

日本は反発した。菅義偉官房長官は「日韓合意に反する。全く受け入れられず、極めて遺憾だ。」とし、「韓国側に外交ルートで日本の立場を伝えて強く抗議した」と話した。


ムン・ビョンギ記者 weappon@donga.com