Go to contents

イバンカ氏「北朝鮮の抑圧政権、住民の苦しみ、心が痛い」

イバンカ氏「北朝鮮の抑圧政権、住民の苦しみ、心が痛い」

Posted February. 24, 2018 09:14,   

Updated February. 24, 2018 09:14

한국어

トランプ米大統領の長女であり最側近参謀として平昌(ピョンチャン)冬季五輪の閉会式に出席するために訪韓したイバンカ大統領補佐官は23日、東亜(トンア)日報-チャンネルAとの書面インタビューで、「北朝鮮の人々が経験する苦しみに心が痛む」とし、「北朝鮮は最も抑圧的でなくとも疑いの余地なく世界的に抑圧的な政権の一つ」と強調した。

イバンカ氏の韓国メディアとのインタビューは初めて。イバンカ氏は昨年11月、日本を3日間の日程で訪問した時も、日本のどのメディアのインタビューも受けなかった。

イバンカ氏は、訪韓中「北朝鮮のイバンカ」と呼ばれた金与正(キム・ヨジョン)朝鮮労働党第1副部長と比較されることについて、「むしろ韓国にいる女性たちと共通の関心事についてもっと楽しく話したい」と迂回的に不快感を示した。訪韓中の北朝鮮高官級代表団との接触の可能性についても、「北朝鮮から来た誰とも会う計画はない」と明確に線を引いた。韓半島の緊張緩和に貢献できるなら北朝鮮を訪問する考えはあるかという質問には、「大統領と国家安全保障チーム、国務省は、北朝鮮に対して『最大の圧力』政策を実施している」とだけ答えた。イバンカ氏は、北朝鮮と比べられる韓国の成功について「実に印象的だ」とも評価した。そして、「(トランプ)大統領と国家安全保障チームは北朝鮮に対して(同盟国と)協力した『最大の圧力』戦略を展開することを繰り返し強調してきた」とし、「韓半島の非核化の実現に向けて(米国は)同盟国と足並みをそろえている」と強調した。堅固な韓米同盟の協力の下で対北朝鮮政策が実施されており、米国は非核化に向けた強硬政策の手綱を緩めないという意味だ。

韓米間の貿易葛藤を緩和するための助言を求めると、「関連省庁が努力している」とし、「(問題がスムーズに解決され)両国の経済が公正な舞台で競争できるようになることを願う」と答えた。

平昌五輪が成功裏に開かれたことへの祝いのメッセージも忘れなかった。イバンカ氏は、「米国チームと米代表団に代わって平昌五輪の閉会式に出席することを光栄に思う」とし、「すばらしい五輪を開催したことに対して(韓国に)祝いの意を送り、私と米代表チーム、そして大統領使節団を歓待してくださったことに感謝する」と述べた。イバンカ氏は成功的な五輪開催を祝うことと訪韓使節団の歓待に対する感謝の表明が、自分が韓国に持ってきた「核心メッセージ」と説明した。


キム・ジョンアチャンネルA記者 ハン・ギジェ記者 jkim@donga.com · record@donga.com